医学部専門予備校と大手予備校どちらに通うべき？それぞれのメリット

医学部予備校は専門予備校か大手どちらに通うのが良いのか

医学部を目指す受験生が通う予備校は、大きく二つに分けることができます。医学部専門の予備校と、大手の予備校です。

大手の医学部専門予備校もありますが、ここでは、他の学部学科を目指す人も通っている大規模な予備校を大手予備校と表現しています。

それぞれのメリットを知ることで、どちらに通うべきか判断がしやすくなるかもしれません。

医学部専門予備校のメリット

医学部合格を目指す人のみが通う専門の予備校は、それに特化している点が魅力です。講師やスタッフも医学部受験に精通し、カリキュラムや授業内容、収集された情報等すべてが医学部合格へ向けたものになっています。

いわば専門集団が医学部合格に必要な環境をすべて整えてくれているわけです。不要な情報は排除し、逆に必要な情報は他の予備校と比べても段違いに多く濃いものになるでしょう。

通う生徒も、すべて医学部合格を目指している人ばかりです。生徒同士で情報交換もできますし、同じ目標を持っているからこそモチベーションも高め合いやすいのではないでしょうか。

他の学部を目指す生徒がいないため、校舎や施設はこじんまりとしているケースが多いです。

そのぶん少人数での授業や個別指導を積極的に取り入れている予備校も多く、それが無理のない形で行われているため、質の高い授業を受けることもできます。

また、医学部専門予備校は医学部受験生のみで利益を上げなければいけません。つまり、生徒たちを医学部へと合格させなければ利益を上げることができないため、講師や授業の質を高める必要も生じます。

通う人たちからすれば、講師や授業の質が高まることは大歓迎でしょう。意外と語られることはありませんが、これも実は医学部専門予備校を選ぶメリットなのです。

大手予備校のメリット

誰もが名前を聞いたことのあるような大手予備校は、全国に校舎を構えています。どこに住んでいても通いやすい点が、一つのメリットとなるでしょう。

その知名度から受験生を多く確保でき、ライバルや仲間を多数作れる点をメリットに感じる人もいるかもしれません。競争し切磋琢磨し合い、それがモチベーションとなれば受験勉強にも精が出るはずです。

大手予備校は全国模試なども主催しています。参加者が非常に多いので、自分の能力や現在位置などが把握しやすいでしょう。

弱点なども見出しやすく、その改善に向けてすぐに取りかかれる点も大手予備校へと通うメリットとなります。

有名でユーモアのある、しかし実力を備えた講師陣が揃っている点も大手予備校を利用するメリットです。

講義形式で授業が受けられますし、そちらのスタイルの方が集中しやすい人にとっては大手予備校へと通う価値が出てくるのではないでしょうか。

まとめ