ポイントはたったの5つだけ!医学部予備校の賢い選び方

医学部予備校の比較

医学部予備校の賢い選び方


本気で医学部合格を目指すのであれば、大手予備校ではなく医学部専門の予備校へと通うべきでしょう。
しかし、医学部予備校の中でも特色はそれぞれ異なり、違いや差が存在しています。

ここでは、医学部予備校を選ぶ際のポイントを5つに絞り説明していきます。参考にしつつ、自分に合った医学部予備校を見つけてください。

①志望校・学部に合ったクラスがあるか

大学ごとに偏差値やレベルの差、特色等は異なります。それは医学部を有する大学も同様です。

自分自身が志望する大学を目指すためのノウハウやカリキュラムが揃っている予備校であるかどうかが、最初のチェックポイントとなります。

医学部予備校の中には、国公立大学に多くの合格者を輩出しているところもあります。

難関私立大学医学部に関してもそうですが、予備校の中でもレベル差があるため、自分が目指すレベルに見合っているかは必ずチェックしなければなりません。

クラス分けをし、クラスごとに異なる授業を行っている予備校の場合、それぞれのクラスの内容やクラス分けの基準等も確認しておきましょう。

自分がその予備校へと入ったら、どのクラスに分類されるのか。そのクラスで志望校に合格するための勉強が果たしてできるのか。このようなことを中心にチェックすれば、入学後に後悔することもなくなるはずです。

②合格実績はどうか


合格実績、つまりどのくらいの数の生徒を医学部へ入学させたのかについても、必ずチェックしておきましょう。

昨日今日開校したばかりの予備校でなければ、毎年医学部合格者を出しているはずです。もし直近で医学部の合格者を出していないのであれば、その予備校への入学は考え直した方がいいかもしれません。

最終的には生徒の頑張り次第ですが、予備校の影響力は非常に大きいものがあります。

合格者を多く輩出している予備校は優秀な講師が揃っており、医学部へ合格するためのノウハウも持ち、的確な情報も集められているはずです。それを生徒へと提供するシステムや環境も整っていると考えるべきでしょう。

つまり、合格実績が予備校の良し悪しを見定める大きなポイントとなるのです。

また、自分の志望する大学や同レベルの医学部への入学実績もチェックしてください。校舎が複数ある予備校では校舎ごとに合格実績が異なるケースも少なくありません。

このような詳細までチェックしていけば、自分が通うべき医学部予備校と出会えるはずです。

③通いやすい場所にあるか

どの地域にある予備校なのか、最寄駅はどこか、自宅や学校からどの程度離れており、通学時間や交通の便はどうか、こうした点もチェックしておきましょう。

通いやすいだけでも、感じるストレスは相当軽減されます。

週に1〜2度ほど通うだけなら問題ありませんが、毎日通うとなれば、通いやすさは予備校を選ぶ際の重要なポイントとなってくるはずです。

現役生であれば学校の近くや、学校と自宅の間にある予備校を選ぶと通いやすいでしょう。

浪人生は自宅の近くにある予備校を選ぶに越したことはありません。社会人は職場の近くや、やはり職場と自宅の間にある予備校が通いやすいはずです。

普段から利用している路線内にある予備校であれば、交通費の節約にもつながるでしょう。

移動時間も勉強に充てることは可能ですが、集中度は下がりますし、予期せぬトラブルなどに巻き込まれれば授業に間に合わない、余計にストレスが溜まるなどのリスクも生じます。

予備校のレベルや学費なども重要ではあるものの、ほんの少しの差であれば、通いやすさを重視してもいいのかもしれません。

④講師は信頼できそうか


いくら学費が安くても、講師のレベルが低ければ意味がありません。

受験に失敗すれば翌年もまた予備校に通わなければならないため、何としてでも一発合格を目指すべきです。そのために見極めるべきが、講師の質なのです。

医学部に合格できるか否かは、講師次第と言ってもいいでしょう。自分自身が「この人なら信頼できる」と感じることも重要です。

評判や知名度だけに惑わされないでください。評判が良く知名度があれば、その人は優秀な講師に違いありません。しかし、その人が自分にも合っているかどうかは別の話。

特に個別指導を受ける場合には、講師を心から信頼していなければ授業を受けること自体が苦痛となり、良質な学習ができなくなってしまいます。

高額な学費も無駄になってしまうため、「この講師にならお金を払える」と思える人のいる予備校を選ぶよう心がけましょう。

一度予備校へと足を運び、体験授業などを受けることをおすすめします。評判が良くても、実際に授業を受けてみたらピンとこないことも少なくありません。

講師陣やカリキュラム、環境などに自信を持っている医学部予備校は、無料で体験授業を実施しているはずです。自分の目や耳で確認し、信頼できる講師や医学部予備校を見つけてください。

⑤学習方法やカリキュラムは自分に合っていそうか

生徒の自主性を重んじるのか、それとも講師中心に指導を行うのか、予備校によってこうした違いも出てきます。一方通行の授業の多い予備校もあれば、双方向性の授業を重視している予備校もあります。

集団で指導を行うのか、それとも個別指導を主に行っているのか、こうした違いも出てくるでしょう。その間にある、少人数制クラスを設けている医学部予備校も多々あります。

このように予備校ごとに学習方法が異なるため、自分に合った環境や方針であるかも必ずチェックしておきましょう。

カリキュラムも同様です。画一的なカリキュラムで授業を進める予備校がある一方で、生徒個人個人の能力に合わせてカリキュラムを作成する予備校もあります。

基礎的な内容の多いカリキュラムを組む予備校もありますし、実践問題に重点を置いてテストを繰り返すカリキュラムを組む予備校もあるでしょう。

こうした違いも、実際に体験授業などへと参加し見極めることが重要です。そもそも自分に合っている学習方法やカリキュラムを知ることも求められます。

固定観念は捨て、あらゆる予備校の無料体験授業を受け、「自分にはこのスタイルが合っているかも」と知ることから始めてください。

こうしたステップを踏むことが、自分と相性の良い医学部予備校と出会うための最大のコツとなります。

まとめ

・医学部予備校の選び方を押さえた上で、自分と相性の良い予備校を選択してください
・自分が志望する大学に見合ったレベルの予備校を選びましょう
・合格実績の確かな医学部予備校は信頼度が高く、通うことで合格率がアップするでしょう
・時間を無駄にせずストレスを軽減させるためにも、通いやすいエリアにある予備校を選ぶことが大切です
・講師の教え方やキャラクターなどが自分に合っているかも重要なポイントとなります
・集団指導か個別指導かなど学習方法やカリキュラムの内容もチェックし、自分に合った予備校を選びましょう
・各医学部予備校の無料体験授業などへも積極的に参加し、自分と予備校との相性を見極めなければいけません

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