【東京】徹底比較!おすすめ医学部予備校10選

東京の医学部予備校を徹底比較


医学部に合格できるかどうかは、予備校の選び方にかかっていると言っても過言ではありません。

環境や講師陣によって得られるものや程度は変わり、その差が医学部に合格できるか、それとも不合格となるかが決まるのです。

単なるイメージや“名前を聞いたことがある”などではなく、できる限り具体的で、医学部を受験する人にとってメリットのある予備校を選ぶようにしてください。

また、「どの予備校も同じである」という考えも捨てましょう。適当に選んでしまえば、時間と労力、そしてお金を無駄にすることになります。

そうならないよう、医学部予備校を適切に選ぶことこそ、合格への近道となるのです。

では、実際にどのような点に着目して医学部予備校を選ぶべきなのでしょうか。それを説明していきましょう。

記事の末尾では都内にある幾つかの医学部専門予備校も取り上げます。

予備校の選び方やポイントとなる部分を意識し比較をすれば、通う価値の高い予備校を見つけられるはずです。

比較する際にポイントになるのは?


医学部予備校を比較する際に注目したい点はいくつもありますが、ここでは3つの重要ポイントを紹介していきます。

誰にでも当てはまることですが、しかし意外と見落としがちな部分ですので、予備校を選ぶ際には強く意識しながら選択しましょう。

①少人数制・寮完備など自分に合った学習環境かどうか

言うまでもありませんが、自分に合った環境の予備校を選ぶことが何よりも大切です。では、“自分に合った環境”とは、具体的にどのようなものでしょうか。

多くの人におすすめしたいのは、まず「少人数制」であることです。

数十人ものクラスで授業を受けるとどうでしょうか。講師は自分に対して授業をしてくれていると感じにくくなってしまうでしょう。

周囲の人も気になり、やがて自分を「大勢の中の一人」と意識し始める人も出てくるかもしれません。

学校の授業と同様で、これでは集中力を維持することが難しくなるはずです。

個別指導、もしくは数人程度の教室で学べる環境は、勉強への意欲と集中力をアップさせます。講師との距離も近く、わからないことがあれば、すぐに質問して解決することも可能です。

講師が自分自身に直接教えてくれていると強く意識することもできますから、学ぶ姿勢も維持しやすいでしょう。

寮を完備している予備校もおすすめです。
余計な情報を排除しやすくなり、寝ても覚めても勉強に励める環境に身を置くことができるでしょう。

このように、受験勉強に没頭できる環境が整った予備校であるかどうかを、必ずチェックするようにしてください。

②学費や特待制度

医学部予備校に通うには、多くの費用がかかります。学費が非常に高いのも医学部予備校の特徴であるため、より慎重に比較し選択することが求められます。

学費そのものも、しっかりと確認してください。予備校の中には、特別クラスなどを選択することで、さらに費用がプラスされることもあります。

そもそも各予備校は費用を最低料金で提示していることが多くなっています。最低料金のみを比較しても、あまり意味はありません。

その予備校に入って何を学びたいのか、どのような環境で学習したいのかなどを具体的にイメージし、それを叶えるためには各予備校でどの程度の費用がかかるのかを算出してから比較を行いましょう。

費用は環境や内容を反映していることも珍しくありません。つまり、安かろう悪かろうのケースも少なくないのです。

安いからという理由のみで選ぶと満足のいく授業が受けられず、受験に失敗してしまう可能性もあります。安い理由や高い理由なども確認した上で比較をすると、より正しい選択ができるようになるでしょう。

また、特待制度を設けている医学部予備校もあります。各予備校の条件をチェックし、もしクリアしていればこうした制度を有効活用することで学費を抑えることができます。

過去の医学部入試で1次試験に合格している、大手予備校の実施する模試で高得点・高偏差値を獲得したなどの実績がある人は、各予備校の特待制度が利用できないか必ず確認してください。

③自宅から無理なく通えそうか

寮に入らないのであれば、自宅から通うことになるでしょう。自宅からの距離や通いやすさは、予備校を選ぶ上で実は非常に重要なポイントとなります。

とにかく時間を無駄にしないこと。医学部合格を目指すなら、これを強く意識していなければなりません。

通学時間が長ければ、それだけ時間を無駄にすることになります。空いている電車ばかりではないため、電車内でできる勉強も限られるでしょう。

通学で疲労してしまえば、それだけで勉強への集中力低下をもたらします。公共機関を利用し、特に長時間の移動が必要になれば、さらに遅延や運休のリスクも高まるはずです。

体力、知力、時間を無駄にしないためにも、自宅から無理なく通える範囲にある予備校を選ぶべきでしょう。

講師や学費、環境などとの兼ね合いは考えなければいけませんが、ある程度の期間通うとなると、自宅からの距離や通いやすさは無視できません。医学部予備校を検索した際は、しっかりと比較をするようにしてください。

東京の医学部予備校10選

東京都内に施設を構える医学部予備校を紹介します。

ここで紹介するのは、厳選した10校です。絞り込みが面倒な方は、この中から上記の比較ポイントなども踏まえ、自分に合った予備校の目星を付けていきましょう。

メディカルフォレスト

画像引用元:https://medicalforest.com/

まず一番オススメなのが、東京都内に「自由が丘校、池袋校、麹町校」の3つの校舎を構えるメディカルフォレスト。

それぞれの校舎で受け入れている受験生のタイプが異なるのが最大の特徴です。

自由が丘校は女子限定で授業を行っており、定員制を敷いています。

池袋校はメディカルフォレストに通う生徒の中でも、特にレベルの高い生徒が集まる校舎です。

麹町校は通信制の医学部専門予備校になっています。

ネット環境を利用した映像を駆使し、遠方からでもメディカルフォレストの質の高い授業を受けることが可能です。

メディカルフォレストは少人数制のゼミや個別指導にも力を入れています。

中高生から社会人まで幅広く受け入れているので、誰でも満足のいく受験勉強を行うことができるでしょう。

2000年開校と歴史も古いため信頼できる体制で、平均的な学費ながら、多くの医学部合格者を輩出し続けています。

医学部予備校の比較サイトは基本的にアフィリエイターが運営しているため、アフィリエイトを行っている提携の予備校を必ず上位表示させています。

そのためメディカルフォレストは紹介されることが少なく知らない方も多いようですが、医学部予備校を比較する際は、必ず比較対象に入れておきたい予備校です。

メディカルラボ

画像引用元:https://www.medical-labo.com/

メディカルラボが掲げているのは「完全個別主義」という考え方です。個々の受験生に合ったオリジナルのカリキュラムを作成し、それに沿って授業や指導を進めていきます。

模試や独自に行われるテスト、生徒の理解度などによってカリキュラムは途中で修正されることもあり、決して形式的なものではありません。

完全個別主義を掲げているだけあって、授業は全てマンツーマン。理解度を深めることにも役立ち、講師と受験生が二人三脚で目標の医学部合格へと向かう体制や環境が整えられています。

お茶の水校、新宿校、池袋校、立川校、町田校と、都内だけでも5つの校舎があります。いずれも交通の便がよくアクセスもしやすいため、在学中の人でも社会人でもとても通いやすく感じられるでしょう。

富士学院

画像引用元:https://www.fujigakuin.jp/

富士学院の御茶ノ水校は各最寄駅から歩いて数分程度と、非常に通いやすい場所にあります。十条校には、専用の食堂と寮を完備。

さらには屋上にテラスもあるなど、学習と息抜きが両立できる環境が整えられています。もちろん通学することも可能です。

2019年度は、延べ280名以上の医学部医学科最終合格者を輩出。国公立医学部医学科専願者は実に85%が合格と、実績も十分です。

1科目1コマから受講が可能な点も魅力です。実力を伸ばしたい教科、対策を万全にしておきたい科目を集中して学ぶこともでき、受験対策も効率良く行えるでしょう。

指導する講師もプロフェッショナルで、学歴や知名度だけでは選抜されません。

人柄や教え方、コミュニケーション能力なども含めて厳選された講師が授業を行います。充実した個人指導を受けることができるはずです。

MEDIC TOMAS

画像引用元:https://www.tomas.co.jp/medic/

MEDIC TOMASの個別指導は、双方向で行われます。講師が発問し生徒が解答。それに対して講師が丁寧に解説するという作業を繰り返すスタイルで進行していきます。

これは、生徒が自分自身で考えることと理解を深めることの促進を目的としています。

カリキュラムは「合格逆算カリキュラム」と名付け教育課程を組み立てていく独自のスタイルです。

ゴールを設定し、そこに向けて必要な要素を考慮しながらカリキュラムを構築。それにより無駄がなく、かつ内容の濃い授業プランを組むことができるのです。

自習室やラウンジ、グループ授業用教室などは、いずれもスタイリッシュなデザインとなっています。環境を重視する人にもおすすめの医学部専門予備校です。

医学部特訓塾

画像引用元:https://igakubu55.com/

医学部特訓塾は杉並区阿佐ヶ谷にある、地域に密着した医学部専門の予備校です。

すでに10年の歴史を持ち、毎年のように医学部医学科の合格者を輩出しています。

規模は大きくはありませんが、そのぶん生徒たちの仲間意識が強くなるのも特徴の一つです。生徒たちを集めて開催される球技大会も、こうした特徴をよく表しています。

医学部特訓塾では寮も完備。寮長や寮母も常駐し、朝夕食付きで利用可能です。家具も揃っているなど、集中して受験勉強に励める環境が整えられています。

最大の特徴は、「合格保証制度」でしょう。もし医学部医学科に合格できなければ、翌年の授業料を全額免除するというのがこの制度です。

それだけ授業内容やカリキュラムに自信があるということ。万が一のことがあっても安心なので、これだけでも医学部特訓塾に通うメリットが感じられるはずです。

メディカルコネクト

画像引用元:https://www.hit-g.ac.jp/medicalconnect/index.html

メディカルコネクトは歴史ある予備校である一橋学院から派生した、医学部受験に特化した予備校です。

医学部の受験指導実績を豊富に持ち合わせる講師を厳選。

確実に実力を付けていける考え抜かれたカリキュラムも用意され、徹底した個別指導によって医学部合格を目指すことができます。

メディカルコネクトの添削システムはとても定評があり、非常にきめ細かく問題点や改善点が理解できるようなシステムとなっています。

さらに、生徒自身が信頼する講師に添削指導を依頼することも可能。着実に理解度を上げていくことができるでしょう。

少人数を重視しているため、講師への質問等もしやすい環境にあります。

その場で疑問を解決することができ、スピーディーに学習を進めていくことができるはずです。

アイメディカ

画像引用元:https://www.ai-medica.jp/

アイメディカがあるのは渋谷の街。ビルの下にはコンビニがあり、隣には渋谷警察署もあるなど、便利で安心な立地が一つの魅力です。

直近の医学部進学率は90%オーバーと、実績でも申し分ありません。

受講コースの充実もアイメディカの魅力です。

例えば、昼間通学コースには「国立医学部、上位私立医学部総合本科コース」や「理数系中心コース」、「個別中心コース」、「今年絶対!コース」などがあります。

受験生それぞれの立場や目的に沿ったコースが用意され、無駄なく学習を進めていくことができるでしょう。

それぞれのコースを組み合わせてカスタマイズすることもできるなど、柔軟性のある予備校となっています。

寮施設や通信制コースも用意されているため、地方の方でもアイメディカで学ぶことが可能です。

医学部受験予備校ウインダム

画像引用元:https://windom.jp/

受講できる全ての科目でレベル別にクラスが分けられている医学部受験予備校ウインダム。

自分の能力に合わせたクラスで勉強に励めるため、暇であると感じたり、逆に付いていけないと感じる事態を避けることができます。

レベル分けのために入学時にトライアルテストを受けますが、これにより自分の現在の能力がわかる点もメリットです。

夜間学習も可能であり、自分専用のデスクも用意してくれます。専用デスクのため参考書やノート、辞書等はそのまま置いておくことも可能です。

受験生の感じるストレスをできる限り小さくするような取り組みを積極的に行っています。

二次試験対策も早期から行い確実な合格を目指すこともウインダムの方針です。

面接や小論文対策なども、実績を持つ講師が丁寧に指導・アドバイスしながら進めていきます。慌てずに余裕を持って準備が行えるはずです。

進学塾ビッグバン

画像引用元:https://www.bigbang-web.jp/

進学塾ビッグバンは、オリジナルのテキストを作成。これは過去の医学部医学科の入試問題を分析し作られたものです。

ファイル形式のテキストのため、最新の情報や動向により厚みも増していきます。

リアルな情報を手に入れられるとともに、本番で役立つ情報や問題などに焦点を当てて勉強を進めていくことが可能となっています。

授業は1クラス9人以下で行われます。少人数体制で授業を実施し、かつ1コマ90分の個別指導も行うことで、確実に身になる授業を展開していきます。

大学別対策講座もビッグバンの魅力です。入試が近づくと受験生の志望校に特化した対策講座を実施。

一般的な参考書や模試等では対策できないオリジナリティの高い入試問題にも対応できるよう、大学ごとに受験対策を行うことができます。

質だけではなく勉強の量にこだわるのもビッグバンの特徴です。質の高い学習を大量にこなすことで、自信を持って受験当日を迎えることができるでしょう。

メデュカパス

画像引用元:https://www.meduca-pass.org/

メデュカパスは、医学部受験のノウハウを備え、さらに優れた人間性も持つ講師陣を多く採用しています。信頼できる講師と出会えるでしょう。

無駄な授業を行わないことを目的に、能力別のクラスを設置。さらに少人数制授業を採用し、生徒一人一人に寄り添いながらサポートできる体制を整えています。

使用するテキストはメデュカパスオリジナルのもの。医学部入試の傾向を取り入れつつ、その年だけのオリジナルテキストとなっているため、こちらも無駄な授業を削ぎ落とすことに役立っています。

健康管理も徹底している予備校です。マスクを配布したり、うがい薬や消毒用アルコールを用意するなど、不測の事態による受験への悪影響をできるだけ取り除く努力もメデュカパス全体で行っています。

まとめ

・東京都内の医学部予備校は徹底比較してから選びましょう
・自分に合った環境を備えた予備校かチェックすることが重要です
・単純な料金比較ではなく、学費と学習内容、環境などのバランスを確認し選択しましょう
・可能であれば特待制度を利用することで学費を抑えることができます
・自宅から無理なく通える範囲の予備校を選ぶことで、時間や体力を無駄にせずに済みます