通信教育で医学部入学を目指す方法
大学の医学部を受験し合格を目指す場合、多くの受験生に選ばれるのが医学部専門の予備校へと通いながら勉強する方法です。
数は少ないですが、独学で医学部入学を志す人もいるでしょう。
そのほかに、「通信教育」という形で医学部入学を目指して勉強する受験生もいます。
これは、独学と予備校へと通うスタイルの、中間に位置するような勉強方法と言ってもいいかもしれません。
例えば、予備校に通いたいけれども近くに通いたいと思う予備校がないという人もいるでしょう。
怪我や病気などが理由で予備校に通えない人や、できるだけ時間を大事に使いたいため自宅での学習を考えているという人もいるのではないでしょうか。
そのような人たちに、ぜひ検討してもらいたいのが通信教育なのです。
最終的にこの方法で勉強するかどうかは別として、医学部を通信教育で目指すメリットや、そもそも通信教育という選択肢があることを知っておくことがとても重要です。
その上で、もし自分に合っていると感じたのであれば積極的に取り入れ、この方法で医学部合格を目指してみてもいいのではないでしょうか。
医学部を通信教育で目指すメリット
合格することが難しい医学部受験を、通信教育で目指すことにどんなメリットがあるのでしょうか。多くの通信教育に当てはまるメリットを挙げてみます。
参考にしながら、果たして選ぶ価値があるのかどうかを考えてみてください。
授業料が安い
医学部の専門予備校へと通うと、年間で400万円前後の費用がかかると言われています。
相場でこれだけかかるため、高い予備校へと通えば、さらに費用がかさむでしょう。
安いところでも200万円以上は当たり前。医学部専門ではない大手予備校でも、医系コースを選択すれば100万円以上はかかってしまいます。
通信教育で授業を受ければ、費用を抑えることができるでしょう。
同じ予備校であっても、寮に入って勉強したり通いで授業を受けるよりも、通信教育であればずっと安い費用で同程度の授業を受けることが可能です。
年間で100万円を切る費用で通信教育が受けられる医学部予備校もあります。通いで学ぶのと比べると3分の1や4分の1の費用に抑えることができるわけです。
コースやプランによって費用は変わってくるものの、できる限り費用を抑えたい人にとっては魅力的に感じられるのではないでしょうか。
自分のペースに合わせて学習できる
通信教育は、基本的に自宅で医学部合格を目指して勉強していきます。
講師が授業を行っている動画が観られるサービスを提供している予備校もありますが、いつでも何度でも観られるのであれば、好きな時間を選んで勉強することができるでしょう。テキストなどで学ぶ場合も同様です。
つまり、通信教育は自分のペースに合わせて学習することが可能なのです。
インターネットにつなぎ遠方にいる講師と直接やり取りをしながら授業を受ける場合には、決まった時間でなければ受講することができません。チャットなどで質問するサービスの利用なども同様です。
しかし、それ以外であれば時間や場所を問わず勉強に励むことができるはずです。
メールでの質問も、送信だけであれば基本的に24時間いつでも可能なところが多いですし、自由度はかなり高いでしょう。
そのぶん自己管理やスケジュール管理ができていなければ、思うように勉強できないというリスクもあります。
管理能力に自信がある人にとっては自由度の高さは大きなメリットとなるため、通信教育での医学部挑戦を検討してみてもいいのかもしれません。
まとめ
・通信教育は独学と予備校へ通うスタイルの中間に位置するような勉強方法です
・通信教育は予備校に通って授業を受けるよりも費用が抑えられる点がメリットです
・自分の好きなペースで勉強を進められる点も通信教育のメリットとなるでしょう
・管理能力に長けている人であれば、これらのメリットをより大きく感じられるはずです