発達障害とは 広汎性発達障害とは

広汎性発達障害とは

広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders = PDD)は、社会性やコミュニケーション能力等の発達遅滞を特徴とする発達障害の総称です。
自閉症、高機能自閉症・アスペルガー症候群のほかにレット障害(女児のみに起こる進行性の神経疾患)、小児期崩壊性障害(精神発達の退行・言葉がなくなる"有意味語消失"が特徴的)などがあります。
また特定不能の広汎性発達障害(自閉的、軽症の広汎性発達障害)も含まれます。

広汎性発達障害の特徴

特徴として下記3点が挙げられます。

  • 対人関係の障害(友達づきあいが苦手、他人と興味を共有できない)
  • 言葉等のコミュニケーションの障害(言葉が覚えられない、会話が一問一答になってしまう)
  • こだわりや想像力の障害(感覚の過敏、鈍感な反応)

広汎性発達障害によく見られる行動リスト

  • 友人関係を上手に築けない、場に合った行動ができない
    • 友達のそばにいても、一人で遊んでいる。仲の良い友達がいない。
  • コミュニケーションが苦手
    • 他人に気持ちを伝えるのが苦手で、伝わらないストレスでついつい手を出してしまうこともある。
  • 重要そうでないことにも強いこだわりをみせる
    • 自分なりの手順や行動パターンでは無くあると嫌がったり怒ったりする。偏食になりがちで、特定のものに興味を持ち熱中したりする。
  • 特定のものへの感覚過敏(音)
    • 赤ちゃんの泣き声や電子音、雷の音などに耐えられない。
  • 特定のものへの感覚過敏(触)
    • 触られる感覚やまぶしい光を嫌う。衣服の素材が気に入らず、着られないことがある。
  • 感覚が鈍感
    • 怪我をしていても気が付かない。腐っているものでも平気で食べてしまう。
  • リストは広汎性発達障害を持つ子どもに一般的にみられる行動の一例です。

広汎性発達障害の子どもとの接し方

1予習を促す

想像力が乏しい為、勉強や遊びのルールをすぐに理解することが出来ません。
常に予習をしてから物事を進めるよう心掛けましょう。

2不安や緊張を和らげる

不安感情をため込みやすいので、「緊張なんてしてないでしっかりしなさい!」と不安を否定するのではなく、「緊張しちゃうと思うけどがんばってね」と不安や緊張を共感してあげましょう。

3気持ちを伝える

他人の気持ちを想像することが困難なため、自分の気持ちを口に出して説明してあげましょう。

4恐怖心を与えないように

何事もチャレンジさせることは重要ですが、トラウマになりやすい傾向がありますので、無理やりなにかをさせたり恐怖心を与えるようなことはしないようにしましょう。

  • リストは広汎性発達障害を持つ子どもに一般的にみられる行動の一例です。

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